マカデミアナッツには約75%もの油分が含まれています。マカデミアナッツを丸ごと搾って得られるオイルが、マカデミアナッツオイル。香りがよく、油でありながら油っぽさを感じさせない軽く淡泊な味わいで、肉・魚料理やサラダなどの素材のおいしさを引き立ててくれます。

食用油の性質は、どんな種類の脂肪酸(脂質のおもな構成成分)がどれくらいの割合で含まれているかによって決まります。マカデミアナッツオイルは、その約80%が、酸化に対して非常に強い性質をもつ一価不飽和脂肪酸です。酸化に強いというのは、じつはとても大切なこと。何度か揚げ物に使った油は黒く変色して、イヤなにおいがしますよね。これが油の酸化。酸化した油は料理の味を損ねます。また、酸化しやすい油をとると、体内で油が酸化して過酸化脂質というものが作られます。この過酸化脂質は体に有害な成分で、細胞の老化やガンを誘発したり、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞など、さまざまな体への悪影響の原因となります。

その点、マカデミアナッツオイルは、一般の液状植物油と比べて数倍~数十倍の酸化安定性を有しています。揚げ物や炒め物などの加熱調理をしても酸化されにくいので、毎日の料理に安心して取り入れることができます。

また、植物油はすべてそうですが、マカデミアナッツオイルもコレステロールがゼロ。私たちが通常、食事から摂取するコレステロールは一日に平均300~500mg。高脂血症の人は300mg以下に抑えるのが望ましいとされています。コレステロールを控えたい人にもオススメです。
マカデミアナッツオイルに含まれる一価不飽和脂肪酸の中で最も多いオレイン酸は、オリーブオイルに多く含まれる脂肪酸としても有名です。オレイン酸は血液中の悪玉コレステロールだけを減らして、動脈効果や心臓病、高血圧を予防することです。また、胃酸の分泌をコントロールして胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ、腸を滑らかにして便秘を予防、解消するなどの効果も認められています。

でも、マカデミアナッツオイルには、オレイン酸以上に健康効果のある一価不飽和脂肪酸が含まれているのです。それは、パルミトオレイン酸(POA)。POAはミンク油をはじめとする動物性油脂には比較的多く含まれていますが、一般の植物性油脂にはほとんど含まれていません。その唯一の例外が、マカデミアナッツオイル。POAが20%以上も含まれているのです。

しかも「マカデミアナッツプラザ」で扱うオイルは、POAの含有量が最も高いケニア産マカデミアナッツを100%使用。ナッツから搾った油(原油)を天然そのままに加工しています。
POAの健康作用は「脳卒中を予防するPOA」のページでもふれましたが、簡単におさらいしておきましょう。POAは脳血管に入ることができる数少ない脂肪酸で、脳をはじめ全身の血管の栄養となり、脳卒中や心臓病の予防に役立ちます。もちろん、マカデミアナッツそのものからもPOAは摂取できますが、健康成分は毎日食べてこそ意味があるもの。ナッツだと食べるのを忘れてしまうこともあるでしょうが、オイルであれば毎日の献立作りに自然な形で取り入れることができるので、無理なく続けて摂取できます。

また、POAは人間の皮脂のおもな構成脂肪酸でもあります。皮膚の細胞の再生・修復に関与し、年齢を重ねるほど濃度が低下することから、老化に関係している脂肪酸と考えられています。実際、若い人の皮膚にはPOAが多く含まれていますが、30歳代をすぎると加齢とともに減少していきます。

このことから、市販のシワ防止化粧品やアンチエイジング(老化防止)化粧品にも、マカデミアナッツオイルが配合された商品が出ています。マカデミアナッツオイルは滑らかで軽い触感で、伸びや肌なじみがよく、肌に素早く浸透します。そして、肌はしっとり、すべすべ。美容オイルとしてもたいへん優秀なのです。

「マカデミアナッツプラザ」で扱うオイルは、大部分が自然栽培に近い形で育てられた良質なケニア産マカデミアナッツを使用。マカデミアナッツの原油は黄褐色でナッツ特有の香りがありますが、長年の経験により蓄積された技術で加工しているので、ほとんど無色・無臭に近いのが特徴です。幅広い料理に使えるのはもちろん、肌や髪に塗る美容オイルとしても活用していただけます。このマカデミアナッツオイルはすでに健康食品として、健康食品コーナーや自然食品店でも話題になっているので、ぜひ試してみてください。