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マカデミアナッツの木は、亜熱帯性のヤマモガシ科マカデミア属の常緑樹で、15mくらいの高さにまで育ちます。雨期と乾期が交互に訪れる気候でよく生育し、20〜25℃が成長に最適な気温です。やせた土壌でもよく育ちますが、強い風が苦手。これは主根がなく、短い側根が房状に密集した根の構造(プロテオイド根)をしているため。土壌の栄養素を吸収する力が非常に強い反面、強風による倒木に弱いのです。
植付けから成木に育つまでの期間は、約12〜15年。1本の成木からは、殻つきで20kg前後のナッツが収穫できます。葉は濃緑色で、長さ10〜25cmの長だ円形をしています。花は穂状で、20cmぐらいの房が垂れ下がります。ひとつの穂には花が200以上ついており、それぞれの花は直径2.5cm。穂の上の方から花が咲き始め、一番下の花が咲くまでは最長1週間かかります。
花の色は品種によって違い、すべすべの殻をもつMacadamia
integrifoliaではクリーミーホワイトの花が、デコボコの殻をもつMacadamia tetraphyllaではピンク色の花が咲きます。 |
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花が咲いて受粉したあと、実を付けるのは花のわずか1%。開花の5〜8週間後、ナッツが豆粒大になったとき、かなりの落果が生じるのです。
開花から実が成熟するまで、約30週間かかります。最初の4〜7週で実は急激に成長し、14〜17週には殻の硬化が起こります。その後の3ヶ月間でナッツは糖分とデンプンを油に転換して成熟します。この時期は、マカデミアナッツの最終的な品質を決定づける大切な期間。日照がじゅうぶんあり、気温が暖かいと、高品質なナッツができます。
マカデミアの実は3層構造。緑色の外皮の内側に茶色の硬い木質の殻(シェル)があり、その中におなじみの乳白色のマカデミアナッツが詰まっています。 |
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ナッツは毎年、南半球の産地では3月〜9月に、ハワイなど北半球では9月〜翌2月に地面に落下し、定期的に収穫されます。収穫されたマカデミアナッツは「ハスク」と呼ばれる緑色の外皮に包まれています。この外皮を機械で取り除く作業(デハスキング)は、24時間以内に行われます。さもないと、落下して間もなく水分の多いナッツに熱が蓄積して、品質が大きく低下してしまうのです。
外皮を取り除いたナッツは、次に乾燥させます。マカデミアナッツの落下時の水分量はおよそ20〜30%ですが、農園では10〜15%以下にまで空気乾燥させ、加工業者に販売されます。加工工場ではさらに10日間前後徐々に熱を加えて水分量を2%以下まで落とします。乾燥させることで殻の中で実(カーネル)が縮んで殻から離れるので、大切な実を傷つけることなく、殻を割ることができるのです。
殻から取り出した実はサイズ別に選別され、丸のまま、あるいは細かくカットした後、オーブンでから焼きしたり、オイルを使って焼くロースト加工を施します。そのままおつまみとして食べるものは、さらに塩で味つけされます。こうした工程を経て、おなじみのマカデミアナッツができるのです。
このほか、ナッツを搾って作られる「マカデミアナッツオイル」や、ナッツをつぶしてペースト状に加工した商品もあります。これらの商品は「ショッピング」のコーナーで紹介しているので、ぜひお試しください。 |
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